就業不能保険の選び方|免責日数・精神疾患・タイプ別の5つのポイント
How to Choose Disability Insurance
就業不能保険の選び方|
免責日数・精神疾患・タイプ別の5つのポイント
職業・貯蓄・家族構成によって最適な設計は異なります。
FP相談で「自分に合った保障」を確認しましょう。
- 就業不能保険を選ぶ5つの重要ポイント
- 免責日数・ハーフ/フルタイプの選び方と使い分け
- 精神疾患保障の確認方法と注意点
- 会社員・自営業それぞれの選び方の違い
ポイント1:免責日数(待機期間)を確認する
免責日数とは、就業不能になってから給付が始まるまでの待機期間です。この日数が長いほど月額保険料を抑えられますが、その間は給付を受けられません。
免責60日
自営業・フリーランス向き。公的給付がないため早期から給付を受けられる設定が安心
免責90日
標準設定。会社員で傷病手当金がある場合に、受給期間との兼ね合いで選ばれやすい
免責180日
保険料を抑えたい会社員向き。傷病手当金終了後(19ヶ月目以降)の空白に備える用途
ポイント2:ハーフタイプかフルタイプかを選ぶ
就業不能保険には「フルタイプ」と「ハーフタイプ」があり、会社員と自営業では最適な選択が異なります。
フルタイプ
就業不能になった時点から満額給付。傷病手当金がない自営業・フリーランスに向いている。保険料はやや高め。
→ 自営業・フリーランスに推奨
ハーフタイプ
傷病手当金の受給期間中は半額、終了後(19ヶ月目以降)に満額給付。会社員が保険料を抑えながら備えるのに向いている。
→ 傷病手当金がある会社員に推奨
ポイント3:精神疾患保障の有無を確認する
就業不能の原因として精神疾患(うつ病・適応障害など)の割合が増加傾向にあります。ただし、多くの商品では精神疾患が給付対象外となっています。
加入前の確認チェックリスト
- 精神疾患は給付対象になっているか
- 「継続入院が条件」か「在宅療養もOK」か確認する
- 精神疾患を対象とする場合、待機期間(免責日数)が異なるケースもある
- 精神疾患の既往歴がある場合は告知内容に注意する
ポイント4:保険期間(満期年齢)を決める
保険期間は60歳・65歳・70歳満期が一般的です。働く期間が長くなる傾向の現代では、65歳満期が標準的な選択肢です。
| 満期年齢 | 保険料 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 60歳満期 | 低め | 定年が60歳の会社員・公務員 |
| 65歳満期 | 標準 | 再雇用・定年延長を見込む会社員(標準的な選択) |
| 70歳満期 | 高め | 自営業者・老後まで収入が続く人 |
ポイント5:月額給付金を「不足額」に合わせて設定する
給付金月額は「就業不能時の生活費 − 公的給付額」で計算します。多くの商品で月5万〜50万円の範囲で5万円単位で選択でき、設定が多い月10〜20万円が一般的です。
給付金額の計算式
毎月の生活費 − 公的給付(傷病手当金 or 0円)= 就業不能保険で備えるべき月額
例)生活費25万円・会社員(傷病手当金期間中の公的給付17万円)→ 不足額 約8万円 → 月10万円設定が目安
職業別チェックリスト
会社員の方
- ハーフタイプで保険料を抑える
- 免責90〜180日が比較の起点
- 精神疾患保障の有無を確認
- 65歳満期が標準
- 傷病手当金終了後の空白額を試算
自営業・フリーランスの方
- フルタイプで開始直後から備える
- 免責60日が比較の起点
- 精神疾患保障は特に重要
- 65〜70歳満期を検討
- 生活費全額を補う設定が目安
就業不能保険の選び方は、職業・収入・家族構成によって大きく異なります
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